Studio Message

戦争に用いられる兵器

マーク・「Rigger82」・クリスチアンソン記

今週のエントリはODGのチームメンバー、「Lunch_Meat」(ランチ・ミート)執筆によるものです。

「機関銃火点のある丘を突撃で押し上げていく時代はもう終わった」 - ニコラス・ケホー退役空軍中将

アフガニスタンに展開している多国籍軍の主な分隊支援火器の1つが、M60軽機関銃です。理論上は2分間の連続射撃が可能なM60は、毎分600発の発射速度を誇ります。有効射程は1,100メートルですが、これはアメフトのフィールドを4つ並べた長さに匹敵します。発射される7.62ミリ弾は、この距離を時速3,000キロ超で飛ぶわけです。

M60は元々1940年台の終わり頃に開発されたもので、第二次大戦中のドイツ軍のMG42およびFG42を祖先とし、分隊支援火器としてブローニング自動小銃およびブローニング重機関銃を置き換える目的で登場しました。1957年に米陸軍に正式採用されてからはベトナム戦争以後の全ての戦域で実戦配備され、36ヵ国に採用されるに至りました。今日では大多数がM249およびM240の両機関銃に更新されつつありますが、米海軍のSEAL部隊、および様々な連合国の軍隊で愛用されています。

M60は軽機関銃の例に漏れず、肩射ち、腰だめ、抱え込みのいずれの姿勢でも、また移動中、停止中を問わず射撃が可能です。ゲーム中であれ実世界であれ、有効射程や命中率を高めるには、停止した状態からサイトを使って照準し、短めのバースト射撃を行うことが推奨されています。これが安定した射撃姿勢であり、あらゆる火器訓練および銃撃戦の基本といえるでしょう。

全長、重量、発射速度、中央にある重心といった物理的特性のため、発砲時の強力な反動は避けられません。実世界では標準搭載の二脚やオプション装備の三脚を使用するか、何らかの土台を活用することで反動を軽減します。しかしゲームではこれらの要素は使えないため、発射間隔をプレイヤーが調節するだけでなく、マウスもしくはコントローラーで反動の影響を打ち消すように操作する必要があります。発射間隔の調節により弾薬の消費が抑えられ、反動の影響も軽減されます。一方でマウスもしくはコントローラーによる操作は、目標を攻撃する際の反動を打ち消してくれます。具体的には、発砲しながら、ターゲットより低い位置を狙うつもりで、銃身を下に向けるように操作します。こうすることで銃身が安定し、正確な持続射撃が可能になります。これはゲームに登場する、反動を伴うあらゆる武器に応用できるテクニックです。

M60はその高い発射速度ゆえに、攻撃側にも防御側にも理想的な支援火器となります。機関銃手は部隊のやや後方に配置することで射界が広くとれ、戦場をより的確に把握し、攻撃中に目標を効果的にかつ持続的に攻撃することが可能になります。従って、最前線に飛び込みたくなる衝動は抑えましょう。分隊支援火器の強みは、襲撃を行なう味方を援護したり、接近してくる敵兵を始末できる点にこそあるのです。

こちらの文章は2010年9月14日に書かれたものです。

グレッグ・グッドリッチ

グレッグは「メダル オブ オナー」のエグゼクティブ・プロデューサー。現在彼は製品版パッケージのような男らしく、たくましい、ケブラー小片まみれの、いかにもTier 1といった様相のヒゲを蓄え中。。進捗は芳しくないようだ。

マーク・「Rigger82」・クリスチアンソン

米陸軍の第82空挺師団所属の空挺兵として従軍歴のあるマークは、現在は家族と共にシカゴ郊外に住んでおり、軍事に対する熱意とゲームに対する興味を組み合わせて活躍中。

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